【夏の立山】室堂平と周辺で出会える高山植物10選|チングルマ・ワタスゲ・ミヤマトリカブトなど
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日本アルプスの人気登山スポットとして知られる立山(たてやま)。
今回は、あこがれの地・立山を訪れ、夏の**室堂平(むろどうだいら)**周辺で見つけた美しい高山植物をご紹介します。
室堂平までのアクセスと気候
登山口は標高約2,450mに位置する室堂。立山黒部アルペンルートのバスで到着すると、真夏でも雪が残っており、ひんやりとした空気が心地よく感じられます。
この涼しい気候こそが、高山植物たちが咲き誇る理由の一つです。
今回出会った高山植物
チングルマ:
高山の女王とも呼ばれる可憐な白い花。群生すると白い絨毯のように広がります。
ワタスゲ:
湿原に揺れる白い綿毛が幻想的。風景写真との相性抜群。
ミヤマトリカブト(深山鳥兜):
深い紫色が印象的。独特の花形で存在感があります。
トウヤクリンドウ:
淡い黄緑〜クリーム色。花弁の筋模様が上品で近接撮影に映えます。
イワイチョウ:
ハート形の葉と白い花が可憐。湿った場所で群れることが多いです。
ウサギギク:
明るい黄色の花。高山草原を元気に彩る定番の一輪。
クモマニガナ:
細長い黄色の花弁が涼しげ。小さめでも色が抜け良く写真に映えます。
コバイケイソウ:
穂状に密生する白花が見どころ。大株は迫力があります。
モミジカラマツ:
繊細な白花がふわりと広がるように咲き、群生が美しい。
ハイマツ:
立山を象徴する針葉樹。濃い緑が風景のスケール感を引き立てます。
立山登山と高山植物観賞の魅力
雄山や浄土山への登山ルートとあわせて、室堂平の散策もおすすめです。
立山ならではの雄大な景色と貴重な高山植物の美しさを同時に楽しめます。
これから立山登山や室堂観光を計画している方は、ぜひ夏の高山植物シーズンを狙って訪れてみてください。